国立アジア文化殿堂(ACC)のシンポジウムにて、ハン・オクヒ監督作品のデジタル修復と技術的アプローチを発表

2026年9月8日(火)に韓国・光州の国立アジア文化殿堂(Asia Culture Center:ACC)にて開催されるシンポジウム「ACC フィルム&ビデオ アーカイヴ対談:ハン・オクヒ」に、当社アーカイブコーディネーターの藤原理子が登壇いたします。
本シンポジウムは、ACCにて開催中の企画展『Moving Images: Becoming an “Apparatus of Memory”』の一環として行われるものです。同展では、韓国の女性実験映画における先駆的コレクティブ「カイデュ・グループ(KaIDU Group)」の創設メンバーであるハン・オクヒ(Han Ok-hi)監督の特集展示・上映が主要プログラムのひとつとして組まれています。
登壇内容と当社の取り組み
講演では、当社がデジタル化および修復を手掛けた同氏の6作品(『The Hole』『Three Mirrors』ほか)を例に、フィルムからデジタルへの修復・復元工程や技術的アプローチについて発表いたします。
具体的には、キズ・物理損傷・色の退色といった経年劣化に対し、当社が施した物理修復から4K高解像度スキャニング、デジタルクリーンアップ、音響修復およびカラーグレーディングの一連のプロセスを解説します。
あわせて、フェルトペンでの手書き模様や独特のセピアトーンといった作家の表現意図やACCとの協議内容に基づき、オリジナルの風合いや作品性を損なわないよう配慮した修復への取り組みについてご紹介いたします。
当社は今後も長年培ったフィルム修復技術と最先端のデジタル技術を融合させ、国内外の貴重な映像文化資産の保護と継承に貢献してまいります。
カンファレンス概要
イベント名: ACC フィルム&ビデオ アーカイヴ対談:ハン・オクヒ(展覧会『Moving Images: Becoming an “Apparatus of Memory”』連動プログラム)
日時: 2026年9月8日(火) 14:00〜17:30
会場: Asia Culture Center 複合展示2館 中央ホール(韓国・光州)
登壇者:ハン・オクヒ、キム・シンジェ、キム・ジハ、ファン・ミヨジョ、藤原理子(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)






