INTERVIEW

社員インタビュー

IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(Imagica EMS)で働く社員に、入社理由や業務内容、やりがいなどを聞きました。

作技術〈音響〉カテゴリ
(MA・ダビング)

2008年入社T・K さん
T・Kさん

主にドラマのMAミキサーを担当しています。MAというのは編集済みの映像にセリフ、効果音、音楽を加え、それらの音をバランスよくミックスをしていく業務のことです。ドラマのMA作業においては、セリフ、効果音、音楽(選曲家)の業務が分かれており、その中でもIMAGICAエンタテインメントメディアサービスではセリフ音声の調整、いわゆる「整音」を主に行います。現場で収録した音はどうしてもノイズ(不必要な音)があるため、それらを整音しテレビや他の媒体できれいに聴こえるよう調整します。そして最終的にセリフ、効果音、音楽とそれぞれの担当者で一緒に音の仕上げを行います。整音をするうえで特に意識しているのは「臨場感」です。音がきれいに聞こえるよう調整するだけでなく、「映像に合った音作り」を目指しています。最近では効果音制作や選曲も行っており、音に関すること全般に携わるようになりました。

この仕事の魅力

私はCMミキサーを経て、現在、ドラマのMAを主に担当していますが、ドラマは尺が長いぶん自由度が高く、作品のクリエイティブ性に関わることができる点が魅力です。例えばCMの場合、セリフや音楽の聴こえ方等においてもできることは限られますが、ドラマは自分で自由に音の演出をして監督に聴いてもらい、いいねと言われたら実際に採用される。作品に対して行える音の表現の幅が広いので、クリエイティブなことができます。また、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスでは映画、ドラマ、CM、MV、VP、劇場予告と様々なジャンルを手掛けており、いわば何でも屋さんです。それゆえに色々なアプローチ方法を身につけられるのでミキサーとしての経験を積むのにとても良い場所だと思います。

Imagica EMSに入社を決めた理由

もともと作曲方面を目指しており、音楽を制作する会社をたくさん受けていました。しかし上手くいかず、一番音楽に近くて可能性のある仕事は何だろうと考えたときに、MAが思い浮かんだんです。MAは曲や効果音を作るわけではなく、整音してミックスするだけということは理解していましたが、自分がいつか成長したときに、何かしら音楽や効果音を作るといった仕事に結びつくことはあるのではと思い、可能性を秘めて入社しました。14年目の今、全てがかなったわけではないですが実際に効果音を作ったり選曲をしたりといったクリエイティブ性の高い業務へも少しずつ着手しており、入社当時よりも幅が広がっています。将来的には機材をそろえ、そのような音効会社が担当する作業もIMAGICAエンタテインメントメディアサービス内で完結出来るようにしたいと考えています。

MESSAGE

こんな人と働きたい!

「音に関わりたい」そんな軽い動機で良いと思います。実際、全くの未経験で入社している方も多くいますが、基礎はきちんと教えてくれる環境なので心配はいりません。音の「最終的な使われ方」を実際に作る側として知ることができるので、仮に音楽を作りたい、効果音を作りたいという方もMAから入って戻っていく、なんてこともありかもしれません。「音に関わりたい」という想いさえあれば、自分の行動次第でいくらでもその可能性を広げられるんだよ、ということを学生の皆さんに伝えたいです。

T・Kさん
2023年入社N・I さん
N・Iさん

劇場予告、洋画の吹替、アニメやゲームの音声収録に関わるミキサーを担当しています。
まず劇場予告についてですが、お客様であるディレクターさんから音声データを受けとった時点では、「ステレオ」という、私たちが普段イヤホンで聞いているような音でしかありません。その音を映画館で流すために、臨場感のある「5.1chサラウンド」へと調整する「ミックス」と呼ばれる作業を行っています。一方で吹替(アフレコ)や音声収録は、声優さんの声の収録から始まり、編集、そして最終的な仕上げまでの工程に携わります。収録だけで数日間にわたって作業を行うことがほとんどです。ミキサーのような技術職に対して、黙々と作業しているようなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、実際はかなりコミュニケーションが重要な仕事だと思っています。お客様と意見を交換しつつ作品を仕上げるのは大変に感じることもありますが、「良い作品を作りたい!」という思いを胸に楽しみながら業務に励んでいます。

この仕事の魅力

自分が携わった劇場予告が映画館で流れたり、アニメ作品が放送・配信されたりする点が魅力であり、仕事のモチベーションにもなります。初めて自分の名前が作品のクレジットに載った時は嬉しかったですし、まさにそれが映像業界で働く醍醐味だと思っています。また、私がお客様に「こういう編集はどうですか?」と提案したことが、そのまま採用されて放送されることもあるので、そこもやりがいに繋がっています。あとは、この仕事を始めてから様々な作品を見るようになりましたね。以前は自分の好きなジャンルの作品ばかり見ていましたが、ミキサーとして働く中で多様な作品に触れ、これまで以上に幅広いジャンルの作品の面白さに気が付くようになりました。仕事がきっかけで、自分の「好き」を広げられているように感じています。

Imagica EMSに入社を決めた理由

私は学生時代、主に録音の勉強をしていました。その中で初めて声優さんの声を収録した際に、あまりの音圧に圧倒されたことで声優さんの凄さを実感し、いつか一緒に仕事をしてみたいと考えるようになりました。ポストプロダクションを中心に就職活動を行う中で、他にも内定をいただきましたが、当社が吹替や音声収録だけではなく、劇場予告に関わる仕事も行っていることを知ったことで、志望度がどんどん上がっていきました。実際に入社した今、様々な種類の収録・ミックスに携わることができています。また、選考を通して関わった社員の方々の人柄や、社員同士の関係性の良さも入社の決め手になりました。私もそんな先輩社員の背中を追い、「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるようなミキサーを目指して、日々自己研鑽を重ねています。

MESSAGE

こんな人と働きたい!

探求心がある方と一緒に働きたいです。仕事は決して楽しいことばかりではないので、その中でも自分で面白さを見つけて、そこから学びを得られる方と一緒に仕事ができれば嬉しいです。加えて、ミキサーはディレクターや音響監督など色々な方と話し合いながら作品を作り上げていくので、コミュニケーション能力が問われる仕事だと感じています。相手がどういう人なのかを考えて伝え方を工夫することや、独りよがりにならないようにすることが大切なので、丁寧なコミュニケーションができる方も向いていると思います。また、教育体系が整っているため、音響に関する知識や経験がなくても大歓迎です。若手でも「やってみたい!」と手を挙げれば色々な仕事を担当でき、必要な場面では周囲の方からフォローしてもらえるので、主体性を持って働きたいならうってつけの環境だと感じています。業界の発展に繋げられるように、今後は私自身も後輩の育成に力を入れていきたいです!

N・Iさん

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