INTERVIEW

社員インタビュー

IMAGICAエンタテイメントメディアサービス(Imagica EMS)で働く社員に、入社理由や業務内容、やりがいなどを聞きました。

ディア&ネットワーク技術

2019年入社T・H さん
T・Hさん

私の仕事は、社内で必要なシステムの企画、運用、保守、開発などを担当する、いわゆる社内SE(システムエンジニア)です。お客様から映像を受け取り、それを編集して納品するという当社のワークフローの大部分はシステムを介して行われます。私の主な業務は、このワークフローについて、IT技術を活用して改善していくことです。私の業務は社内の様々な業務に携わる人への情報収集から始まります。制作手順やデータ伝送など現行のワークフローを理解することから始め、改善のための新しいワークフローを提案し、要件定義や設計を行って実際に開発します。また、開発が完了すると、改良のための要望が出されることもあり、さらに機能を追加したり改修を加えたりすることもあります。昨年度には、データの素材入稿から納品までの映像制作/流通プロセスをアプリの開発によって自動化し、生産性向上に貢献したことで社内表彰を受賞することができました。

この仕事の魅力

システムの改善によって社内から「手間が減った」「お客様へのサービス提供がスピーディーになった」といった喜びの声をいただくことが、大きな魅力ですし、やりがいを感じます。映画やドラマの制作自体には関与しないため、地味な印象を持たれがちかもしれませんが、私は元々映画が好きで入社したので、映像業界で特有のシステムや人々と関わることが、私にとって楽しく魅力的です。また当社では一般的なIT企業では体験できないようなシステムに携わることができるので、映像技術とIT知識の両方を獲得しながら仕事ができることが、当社の社内SEとしての最大の魅力だと感じています。

Imagica EMSに入社を決めた理由

映画が大好きだったので、映像業界に絞って就職活動をしました。大学では情報工学を学んでおり、映画と情報工学を結びつける当社は私にとって理想的な職場でした。また学生時代には美術部に所属し、モノづくりを楽しんでいたため、編集業務にも興味がありましたが、当社の技術系インターンシップに参加し、「技術職でクリエイティブな人を支えるのも楽しそうだ」と感じたのが入社を決めた理由です。その縁もあり現在はアプリの開発に携わり、モノづくりの魅力を体験できています。入社してからは、かなり自由度の高い会社だと感じました。1年目の段階から「どういう仕事がしたいのか」を聞いてくれる環境で、言われた業務を淡々とこなすというよりは自ら発信して業務を行っていける環境があり、それを支えてくれる人が多い印象です。

MESSAGE

こんな人と働きたい!

エンジニアと聞くと技術力が重要だと思われるかもしれませんが、私は実際にはコミュニケーション力と課題解決を楽しむ気持ちが必要だと思っています。映像業界は技術の進化が速いため、さまざまな課題が発生します。これらの課題を解決するには、まず社内の仲間とコミュニケーションを取り、業務を理解することが不可欠です。業務を通じて課題を解決し、その成果に喜びを感じることができる人は、私たちの仲間として大歓迎です。私自身も最初はWebアプリの開発ができませんでしたが、仕事を通じてスキルを磨いてきました。技術力は入社後に身につけられますので、安心してご応募ください!

T・Hさん
2016年入社A・S さん
A・Sさん

私は「マスタリング」と「QC(クオリティチェック)」の2つの工程を担当しています。「マスタリング」は、編集、合成、色彩調整、音声ミックスなどの制作工程が完了したマスターデータから、映像と音声を合わせ、各用途や納品先に合わせたデータ仕様へフォーマッティングする仕事です。同じ映像でも、劇場用や配信プラットフォーム向けなど、用途に応じてデータの仕様は大きく異なります。誤った変換が行われると、制作者の意図しない映像が広まってしまう可能性があり、その点で非常に責任の大きな作業です。一方、「QC(クオリティチェック)」は、各納品物が納品仕様に適しているかどうかを確認するだけでなく、画と音の一致、ノイズの有無、「バレもの」と呼ばれる撮影時に意図しない要素が入っていないかのチェックなど、通常の視聴では気付かないような細部にまで気を配る細かい作業になります。映画作品の場合はマスタリング時に色の変換工程があるので、カラリストと共に試写室で色彩のチェックも行います。

この仕事の魅力

映画のエンドロールに名前を載せられることは、私にとって最大の魅力です。年間約30~40作品のエンドロールに名前を刻む機会があり、友人が「名前を見つけたよ!」と報告してくれることが嬉しい瞬間です。自分の専門分野で夢を実現できたことに感謝しています。プロジェクトによっては厳しいスケジュールもありますが、作品が公開され、SNSで感想が寄せられるのを見ると、疲れも吹き飛びます。映画を無事に届けられたことに喜びを感じます。

Imagica EMSに入社を決めた理由

大学生の頃、映画館でアルバイトをしていました。そこで館内チェックをしている時に気付いたのが、毎回異なるお客様なのに同じシーンで笑いが起きていることでした。こうした映画の魅力を身近に感じて、「映画に関わる仕事ができたらいいな」と思うようになり、映画館でよく「IMAGICA」という名前を見かけていたことから、応募を決意しました。新卒時はテレビ番組の編集アシスタントからスタートして、後にデジタルシネマに関連する部署に異動しました。初めは最終工程の責任を一人で担当することに不安を感じましたが、経験を積むごとに自信を持つようになりました。映写のアルバイト時代には、「映画に関わるたくさんの人たちの想いを無駄にしないために、『映写技師は最後の映画監督』だという意識を持って仕事をしなさい。」と指導されました。今では全国に届く映画のマスターデータを制作するという、さらに責任の重い業務を担っています。映写時代の言葉を今でも忘れず、1ピクセル、1コマでもズレずに仕事をすることを心掛けています。

MESSAGE

こんな人と働きたい!

「めんどくさい問題」を放置せず、問題分析・解決していける人と一緒に働きたいです。小さな問題を放置すると、後でより大きな問題に発展する可能性があります。この仕事は最終工程であり、納期厳守の中で間違いなく作業を完成させる必要があるので、「めんどくさい」と思うことが一つでもなくなるように行動できる人が向いていると感じます。そして「思いやりがある人」とも一緒に働けると嬉しいです。チームで多くの作業をこなさなければならないときに、「今手が空いてるよ!」「これお願いしていい?」とお互いに助け合うことができるメンバーがいてくれると、それだけで気持ちが楽になります。最初は分からないことばかりだと思うので、不明な点は積極的に質問し、メモを取りながら成長していける姿勢が大切だと思います。

A・Sさん

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