INTERVIEW
IMAGICAエンタテイメントメディアサービス(Imagica EMS)で働く社員に、入社理由や業務内容、やりがいなどを聞きました。
ローカライズ
海外作品の日本語吹替版の制作進行を行っています。主な仕事はクライアントとの交渉や翻訳者・ディレクターへの翻訳依頼、収録のためのスケジュール調整です。吹替収録日にはスタジオで立ち会い、抜け漏れがないかを確認します。原稿チェックや声優事務所とのスケジュール調整など地道な作業も多いですが、声優の方の演技を生で見ることができたり華やかな面もあります。翻訳者やディレクターを誰にお願いするのかといったすべての起点を担っているので、その作品にとってベストな布陣となるよう日々アンテナを張っています。予算やスケジュール、クオリティをコントロールしながら、多くの関係者と力を合わせて一つの作品を作り上げていき、イメージ通りの作品に仕上がった時の喜びは格別です。
やはり、海外の魅力的な作品を日本語吹替版として国内の観客にお届けすることができるのが1番の魅力だと思います。例えば吹替用の翻訳原稿をチェックする時。日本語版として成立するか、このキャラクターだとどんな口調なのか、監督や翻訳者と相談しながら決めます。私は子供向けの海外アニメも担当しているのですが、これは子供に分かりにくいんじゃないか、など一視聴者の目線で監督にご相談することもあります。また、自分の持つ語学力を駆使して仕事ができる点にもやりがいを感じています。ここで重要なのは、英語だけでなく日本語吹替版としての出来を確認するための日本語力も必要だということ。常に視聴者のことを一番に考えながら作品に向き合っており、とてもクリエイティブな仕事だと感じます。
就職活動時には、幅広く映像業界を受けていました。大学時代は映画が本当に好きで、とにかく映画に関わりたいという一心でした。当時は映画の配給会社を第一志望にしていましたが、映画・ドラマ・アニメと様々なジャンルに関わっているこの会社なら、何かしら自分の好きな分野に関わることができるかもしれないと思いエントリーしました。他にも内定をいただきましたが、「映像作品を作ることへの関わりが大きい会社」として最終的に入社を決めました。「もの作りはいいぞ」という建築関係で働く父の言葉も大きかったです。また海外留学経験もあり、英語を活かせる海外作品には携わりたいと思っていました。そういう点では志望通りになりましたね。吹替制作進行への配属を聞いた時は、自分の学んできたことや能力を発揮できる、と思いやる気も湧きました。
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