日本語字幕版制作

当社ではフィルム上映の時代から字幕制作に取り組んできた歴史があり、劇場・パッケージ・放送用・インターネット配信など、さまざまなメディアに対応してまいりました。そこで蓄積したノウハウを活かし、デジタルシネマ/パッケージ/配信など様々なメディア向けの日本語字幕制作及び字幕データ作成・変換や、既存の字幕データからのフォーマット変換・聴覚障がい者用字幕制作など幅広いサービスを提供します。

日本語字幕制作の特徴

映像作品の日本語字幕版制作には、独特の難しさがあります。1秒に読める文字の量は4文字程度が一般的と考えられており、セリフのスピードによっては翻訳の工夫が必要になります。また、字幕を表示するスポッティングや位置にも演出意図との兼ね合いがあり、作品を読み解く経験が必要となります。
経験豊富なスタッフが作品の特性に合わせて、きめ細かくサポートします。

日本語字幕にはルビや縦横の配置、斜体の使い方など、さまざまな要素があります。

字幕プレビュールーム

完成した字幕データをご確認いただくプレビュールームを用意しています。DCP用の字幕フォーマットであるTimedtext XMLを直接編集しつつその場で確認ができるため、実際の劇場で上映されるDCPの字幕をシミュレーションしながら、翻訳・タイミング・ポジションなどに対して最終調整ができます。

プレビュールームで確認し修正をすぐに確認できます

クローズドキャプションについて

視聴者が操作することで表示されるクローズドキャプションには、セリフを字幕で表し、話者名や音情報(音楽・効果音など)も表示させる特徴があります。バリアフリー字幕としてのご利用に加えて、音が出せない環境でもコンテンツを楽しむために使用されています。通常の日本語字幕制作のほかにクローズドキャプション制作も承ります。

ポストプロダクションのワークフローと連携した字幕制作

新作においては翻訳者手配、スポッティングデータ作成、校正など一連の字幕制作の工程に加えて、最終的な納品物の作成までをワンストップで提供できます。また日本語吹替版制作と併せて制作することで、字幕と吹替の整合性を保つQCも可能です。既存の字幕データがある場合は、リフォーマット(字幕データ変換)により新たなメディアに適応できます。

劇場・放送・配信など各種レギュレーションとフォーマットを熟知しているので、納品時もスムーズな進行ができます。

日本語吹替版制作について

声優のキャスティングや翻訳、台本の作成までを含む日本語吹替版制作サービスを提供いたします。ハイエンドな音響環境と機材システムを備えた専用のダビングスタジオを備え、5.1chミキシング及びDolby Atmos Home Masteringの作業や、オーディオディスクリプション(音声ガイド)制作にも対応しています。

このサービスについてのお問い合わせ

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