データマネジメントとQCが撮影現場に帯同するOn-Set Vehicle(オンセット・ビークル)

撮影済みデータのカード運搬が不要になり、撮影現場で大型モニターによる迅速なチェックを実現するOn-Set Vehicleは、映像制作のデータマネジメントを効率化しクリエイティブな作業への注力を可能にします。

映画・ドラマなど長尺作品の撮影現場にデータマネジメントの車両として入り、撮影済みデータのバックアップ・チェック・デイリー作成を現場でおこないます。さらに、クラウドベースの映像制作支援ツールCONEPIAへアップロードして制作部・撮影部・編集部・合成部へスピーディーにデータを共有します。

On-Set Vehicleが解決する現場の課題

デジタル化が進んだ撮影現場にはいくつかの課題が残されています。On-Set Vehicleは一台の車両に必要な機材を積み込み、これらの課題解決のために撮影現場に帯同します。

1) 大容量撮影データへの対応

ラージフォーマットカメラを始めとする大容量RAWデータへ対応。撮影現場での迅速なデータバックアップ・QC・編集用オフラインメディアの作成・アップロードが可能になります。

2) 撮影現場でのデータQCの実現

ノイズやフォーカス・バレものなどを撮影現場で迅速に確認し、再撮や仕上げ工程での修正作業等のリスクを軽減することが可能になります。

3) 4K HDRモニタリング環境の実現

4K HDRにも対応可能な、カラーマネージメントされた視環境でのモニタリングを実現します。撮影現場で、作品のトーンを高精細なマスターモニターで正しく評価することが可能になります。

4) 物理的な運搬コストとリスク、所持メディア枚数の削減

撮影クルーに帯同できる機動性。撮影後にホテルやポストプロダクションまでメディアを運搬する必要がなくなります。撮影メディアの運搬コスト削減、撮影メディアの高回転化による所持枚数の削減が可能になります。

撮影を効率化するタイムリーなQC

時代劇や特殊効果を多用する作品の場合、撮影現場で即座にQCを行うことで撮影部に迅速なフィードバックができるようになります。また、車両内部で作品のトーン・カメラワーク・メイク・カツラ・衣装・照明・特殊な設定等、撮影の状況をマスターモニターで監督やカメラマンにすぐにご確認頂けるため、リテイクの発生を抑制することができます。

現場でVFX・グレーディングの最終イメージの確認

一般的に複数のロケ現場では視環境をコントロールすることは困難ですが、On-set Vehicleでは車両内にカラーマネージメントされた4K マスターモニターと視環境をご用意しているため、4K HDR・Dolby Visionでの最終イメージをその場でご確認頂けます。現場グレーディングにも対応しておりますので、カラリストの出張も是非ご相談ください。

主な仕様

2021.06.23時点

On-Set Vehicle車両・車載機材概要

車両・ハイエースバン 型式 CBF-TRH226K
( 車両寸法 全長:5,380mm 全幅:1,890mm 全高:2,680mm )
機能・撮影データバックアップ
・撮影データQC
・デイリー作成、アップロード
・UHD HDR モニタリング
主要機材・筐体:MacPro x2、MacBookPro x1
・コンパネ:Tangent Element x1
・ソフト:Silverstack LAB x2、DaVinci Resolve x3
・モニタ:〈マスモニ〉BVM-X300 x1、〈民生TV〉Bravia(KJ-49X9500H) x1
・ビデオアウト:DeckLink 4k Extreme 12G x1
・通信:Wi-Fi STATION SH-52A(5G対応)
・RAID:Areca RAID ARC-8050T3U-12-72T x2(RAID5設定。容量:66TB x2)
※撮影済みバックアップ用RAIDは別途ご準備下さい。
電装システム・車載発電機 x1
・リチウムイオン蓄電池システム x1
・商用電源外部入力口 x2
・電装制御システム x1
スタッフ・データマネージャー:経験豊富なスタッフ1名(2名以上相談可)

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(プロダクション営業部 担当:石橋・長澤・岡田)