マスターQCサービス

デジタルメディア原版の品質コントロールを支援する、さまざまなQCサービスを提供します。納期等の条件にあわせて3つのレベルのQC(Grand QC/Standard QC/Spot QC)を選択でき、QCレポートは日本語/英語による作成にも対応します。その他、キャラクターチェック、仕向先国向けコンプライアンスチェックも承ります。

GRAND QC(グランドQC)

完成前や完成直後の作品に対して、制作過程でのエラーや演出の整合性も含めた最大97項目(画55 音42)でのエラーチェックを行います。映像作品は上映・放送・配信・パッケージ製品などさまざまなメディアで大量に流通していきます。その前段階で動画ファイルを全長再生し、人間の目と耳で、映像・音声・字幕・あらすじなどが演出の意図通りに作品が作られているか、意図しないエラーを発見してレポートします。

STANDARD QC(スタンダードQC)

上映やTV放送後に二次利用する作品に対して、Grand QCの項目からピックアップしたエラーをチェックします。完成しているアセットに対するチェックのため、二次流通において支障をきたす可能性のある重要な項目のみを対象とします。

SPOT QC(スポットQC)

大量のアセットを対象にする場合など、変換フォーマットや字幕表記・音声のミュートや納品仕様を満たしているかといった、クリティカルなエラーの有無を部分的なチェックで確認します。

Dolby Atmos Home7.1.4に対応したQCルームのほか、竹芝メディアスタジオには5室のQCルームがあります。

レポート作成

当社のQCサービスではチェックの結果を報告書としてレポートします。

報告書は日本語もしくは英語による作成に対応します。

オプション・カスタマイズQC

配信プラットフォーム・仕向け先に応じて、必要となるオプションを用意しております。また、作品の特性に応じて必要なチェック項目をカスタマイズすることもできます。お気軽にご相談ください。

Extra - Grand QC

HDR、Dolby Atmosなど専用の設備が必要なQCに対応します。

リージョナルQC

配信先の国や地域においてふさわしくない表現が含まれていないか確認します。

キャラクターQC

アニメ作品のキャラクターの同一性を維持するためのチェックを行います。

メタ情報チェック

作品に関連するメタ情報に不整合や間違いが含まれていないか確認します。

配信用メディア制作・運用サポート

動画配信のライセンサーとライセンシー双方の業務をサポートします。各種メディアアセットについて国内外のさまざまな配信プラットフォームへの納品実績、ポスプロ部門と連携した短納期でのファイルデリバリー対応など、総合的な生産性向上を実現する技術力(ツール・システム・ワークフロー)で、デジタルメディアの配信用メディア制作サービスを提供します。

パッケージメディア制作(Blu-ray、DVD、UHD-BD)

当社は長年に渡るパッケージメディア制作の経験を生かし、お客様にご満足いただけるオーサリング、プレスサービスを提供しています。制作技術サービス部門と連携した高品質なマスター制作やビジュアルコメンタリーなどの特典映像制作、パッケージデザインなどの制作サポート業務まで領域を拡げ、スムーズな制作進行でお客様の業務をサポートします。

ハーディングチェックサービス

ハーディングチェックとは、映像視聴者の「光過敏性発作(Photosensitive epilepsy)」発症リスク低減を目的として、各放送局事業者のガイドラインに即し映像内容を解析し診断するテストです(「パカパカチェック」とも呼ばれます)。当社では、放送用コンテンツに限らず、動画配信向けやパッケージ向けなどのあらゆる分野のハーディングチェックサービスを提供しています。

このサービスについてのお問い合わせ

下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。