世界初!車窓でVR/ARを楽しむ「新感覚バスツアーWOW RIDE 東京タイムトリップ」の映像コンテンツ制作技術を担当しました
2月10日(木)~3月13日(日)の期間(*1)、東京都内にて「新感覚バスツアーWOW RIDE 東京タイムトリップ」が運行されます。「WOW RIDE(ワゥ ライド)」は透過有機ELディスプレイでバスの車窓そのものにVR/AR映像を投影し、新しい観光体験を提供する“世界初”(*2)の都市観光バスです。当社は、VR/AR技術を活用した本コンテンツの映像制作技術を担当しました。
360度、バスの乗客を取り囲むVR/AR体験
バスの乗客を取り囲む窓ガラスに設置された透過有機ELディスプレイにより、走行中の車窓から見える実際の景色とディスプレイに映し出される映像演出を一体化することで、新たなVR/AR体験を作り出しました。
ディスプレイは水平方向360度に拡がるため、照明や音響の空間演出と合わせて乗客が感じる「方向感」を想定したCG設計や撮影が重要となります。
「WOW RIDE」のコンテンツ制作にあたっては、撮影前に仕上がり結果をシミュレーションするプリヴィズ(Previsualization)や中間プレビューにもVRシステムを使用し、バスの座席に座る人の視線の先を確認しながら、体感として最適な効果を得られるよう調整しています。
新しい観光体験を彩るコンテンツと映像技術
ツアーのコンテンツには実際の景色や人物だけではなく、写真や資料、3DCGによる仮想世界などを組み合わせた映像・音表現で構成され「観光体験」としてのエンタテインメント性も豊富に盛り込まれています。
当社のVFX・CGチームのほか、撮影・ビジュアルエフェクト・CGデザイン・サウンドデザインの各パートのスタッフが連携し、総勢30名の技術スタッフにより仕上げられています。
撮影はコスモ・スペースと共に、そしてバス内で展開されるオリジナル・アニメーションパートではキャラクターデザインから作画・動画制作・音響効果までのコーディネート及び制作進行をイマジカデジタルスケープのイメージワークススタジオチームと共に制作しています。全体のサウンドデザインはIMAGICA Lab.が担当しました。
(*1)2月22日(火)/ 3月6日(日)は運休
(*2)「車窓と透明ディスプレイが一体化した観光バス」 ESP総研調べ(2021年7月29日現在)
[映像制作]
総合演出 | 堤 幸彦 |
脚本 | 池田テツヒロ |
構成 | 三枝玄樹(オフィスクレッシェンド) |
プロデューサー | 木野雅世 市山竜次(オフィスクレッシェンド) |
演出 | 多胡由章 |
ディレクター | 大場嵩之(オフィスクレッシェンド) |
CG | 大澤宏二郎(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス) |
時代考証 | 山田順子 |
テーマ音楽 | 山内達哉 |
音楽 | きだしゅんすけ |
ラボコーディネート | 土方崇弘(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス) |
アニメーション制作 | イマジカデジタルスケープ |
協力 | 松竹株式会社 / 歌舞伎座 |
「新感覚バスツアーWOW RIDE 東京タイムトリップ」の詳細は、以下公式サイト及び公式YouTubeをご確認ください。
「新感覚バスツアーWOW RIDE 東京タイムトリップ」公式サイト
https://wowride.jp/
WOW RIDE公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCtyWkDZM5pdT-VkhVLjbH_g