映像メディア変換(デジタル化・マイグレーション)

映画用フィルム、VTRテープ、音声テープなど、 物理メディアからデジタルデータへの変換、将来的にも利用可能なメディアへのコピー作業を承ります。

フィルムからのデジタル化

適切に保管すれば100年以上その映像維持できるメディアであるフィルムも、時代毎に適切なデジタル化を行うことで、より多くの活用機会を得ることができます。デジタルデータとフィルムの両方を長期保管していくことで、さらに作品の寿命を延ばすことが可能となります。

フィルムスキャン(フィルムからデジタルデータへの変換)

フィルムをデジタル上で修復・編集したり、DCP上映や放送・配信するためには、デジタル化が必要です。当社は自社開発のウェットスキャナーや劣化対応スキャナーなど複数の機材を保有しており、フィルムの状態や用途に合わせて最適なデジタルデータ変換を行います。

Scanity [Digital Film Technology]

2K収録は24コマ/秒、4K収録は15コマ/秒での高速処理を実現。
物理的なレジストレーションピンを持たず、旧作原版などのつなぎ目のあるフィルムも安全に扱えます。また非常に高い解像力を持ち、シャープな映像を取り出すことが可能です。

Scanity

Scan Station

Scan Station [Lasergraphics]

2K収録,4K収録ともに最大30コマ/秒の高速スキャニングに対応します。デジタル化と同時に揺れを止めるスタビライズ機能も優れており、収縮の発生した古いフィルムであっても、揺れの少ない映像を作成することも得意としています。

Cine Vivo® [オリジナル ウェットゲートスキャン]

オプチカルプリンターを改良した自社開発のスキャナー。ウェットゲート使用によりフィルムの表面の傷を軽減させるとともに、拡散光によって独特な柔らかい映像を得られる特徴があります。こちらの機種も2K,4K収録に対応しています。

Cine Vivo®

ビデオテープのデータファイル化

業務用ビデオテープの再生機はメーカーのサポートも終了し、 再生環境の維持が困難となっていきます。 これからの放送・パッケージ・ネットワーク配信へと映像資産を継承していくためには 、保管されているビデオテープのデータファイル化が急務です。 ビデオ技術に精通したスタッフがお客様のコンテンツ活用戦略に沿った多様な変換に対応します。

作業メディア実績

XDCAM/HDCAM SR/HDCAM/HDD5/Digital BETACAM/BETACAM SP/D2/D1/miniDV/DVCAM/HDV/Hi8/VHS ほか

音声記録媒体(音声フィルム、テープ)のデータファイル化

映像メディアと同様に、音声のみが記録された各種メディアのデジタル化にも対応しています。音声マスターだけではなく、中間素材が収録されたマルチトラックテープなどは、多言語音声制作や最新サラウンドフォーマットへの利活用にも役立てることができます。音声技術に特化した専任スタッフにより、保存・活用など様々な用途に最適なデジタル化・およびファイル変換を行います。

作業メディア実績

35mm・16mm音ネガ(フィルム)/16mmシネテープ/6mm磁気オープンリール/Hi-8(音声素材)/DAT/カセットテープ ほか

マイグレーションとデータ管理のコンサルティング

テープからのデータファイル化の後には、デジタル化されたデータファイルの管理や使用ルールなど、アーカイブシステムの構築が必要になります。

作業のみならず、映像・音声資産の管理や活用にまつわるご相談など、様々な疑問・ご要望にも専門知識をもつ経験豊かなコーディネーターがお応えいたします。

映像・動画ファイル専用クラウドストレージ TASKEE はこちら(株式会社フォトロン)

保管(物理メディア/クラウド)サービス はこちら

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